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コラム

2018/04/01

海外挙式後に行う現地パーティーについて

2018/04/01

最近、結婚式を海外で行うカップルが急増しています。 「海外挙式って費用がかさむんじゃないの?」 いったイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、実は親族やごく親しい友人だけで海外挙式を行った後に、1.5次会とも称される国内での「お披露目パーティー」を開催するという形をとることで、多くの友人にカジュアルにお祝いしてもらいつつ、総額も実は国内で結婚式、披露宴、二次会、と開催するよりもかえって予算を抑えられるというケースもあります。 ここで、少し迷ってしまうかもしれないのが、現地で挙式を行い、国内でまたお披露目パーティーをやるとなると、式の後に現地でパーティーを行うべきかどうかということ。 また、やるとしたら、どんな形のパーティーにするのが良いのか、ということです。 国内のお披露目パーティーであれば、国内で経験豊富な(もちろん日本語の通じる)プランナーやスタッフと綿密な打ち合わせを行うことができるので、比較的心理的なハードルも低いです。しかし、挙式後の現地でのパーティーとなると事前の打ち合わせもスタッフと行うことも難しいし、何をすればよいのかわからない。 となると、「いっそ身内だけだし、そもそもしなくてよいかも」と考えてしまうかもしれませんが、そのあたりも含めて解説していきます。 【目次】 1.挙式後の現地パーティーは絶対に行うべき 2.パーティーの場所選びについて 3.パーティーの事前打ち合わせは? 4.パーティーの会場の装飾は? 5.パーティーの予算について 6.パーティーの中で行うコンテンツ まとめ:シンプルで構わないので、必ず「感謝の気持ち」を伝えるパーティーを

1.挙式後の現地パーティーは絶対に行うべき

まず、そもそもするかどうか、という部分についてですが、結論から言うと「行うべき」です。 たとえ身内だけだったとしても、せっかく忙しい中時間を割いて海外まで来てもらったのですから、お祝いに来てくれたお礼として、そして海外での挙式という特別な思い出の余韻として、ささやかで構いませんので、パーティーを開催しましょう。 会場選びや演出を考えることも大切ですが、最も大切なのは、一生に一度の素晴らしい思い出を共有しようという気持ちです。

2.パーティーの場所選びについて

小さくても大丈夫なので、個室・ブースなどのプライベートな空間を貸切りましょう。国内でのお披露目パーティーであれば、ある程度大人数集まることが想定されるので、大きな会場を貸切れるところを探すのが一般的ですが、現地パーティーであれば、少人数なのでレストランの個室やパーティースペースを活用できます。 せっかくのパーティーですので、食事のクオリティも軽視してよい、とまでは言いませんが大事なのは食事よりもコンテンツ。良いレストランを、というよりは盛り上がっても、騒いでも大丈夫なプライベートな空間をつくりだすことの方が重要なポイントになってきます。 場合によっては景色のいいホテルのスイートルームを使って、食事はケータリング、というスタイルをとっても印象深いかもしれません。

3.パーティーの事前打ち合わせは?

不安であれば、日本で代理店と綿密に打ち合わせておきましょう。現地に日本人や、日本語対応のスタッフがいれば心強いですが、会場によっては必ずしもいてくれるとは限りません。英語や現地の言語に堪能であれば別ですが、そうでなければ事前に国内で代理店と打ち合わせ、希望を明確にしておきましょう。その代理店から現地の会場に対してしっかりと要望を伝えておいてくれます。

4.パーティーの会場の装飾は?

過度に豪華にする必要はありませんが、シンプルな中にも華やかに飾り付けるようにしましょう。好きな色でまとめたり、せっかくなので、現地の花を飾ったり、工夫次第でお金をかけずに程よく華やぐ空間を作ることができます。こちらは小さな空間であれば、新郎新婦や幹事役の人など少人数で行ってしまうこともできますが、こちらも打ち合わせ同様、国内から会場を手配しておけば、現地のスタッフに対して代理店がちゃんと指示を出し、期待通りの空間を創っておいてくれるはずです。

5.パーティーの予算について

食事代は1人1万円台~用意できます。過度にここに費用をかけすぎることはありません。(もちろん、予算を絞りすぎると少し残念な感じになってしまうかもしれませんが・・・) これに、ケーキ代、装飾代、(別途必要であれば)会場費、などかけていっても、全体としてそれほど大きな金額をかけずに行うことが出来るはずです。 ただし、海外での挙式においては、ゲストが旅費を負担する場合、ご祝儀は受け取らないようにするのがマナー。国内での披露宴であれば、ご祝儀である程度「収支計算」を行うこともできますが、海外でのパーティーにおいては新郎新婦側での全面負担になりがちなので、その点も踏まえて、予算をかけすぎる必要はありません。

6.パーティーの中で行うコンテンツ

身内だけのささやかなパーティーといっても、コンテンツは軽視してはいけません。 単に食事をして終わってしまうのではせっかく時間と費用をかけて海外に来た楽しみが減ってしまいます。 まず、場を盛り上げるために、しっかりとした司会進行役を選んでおくことも必須です。(参列者の中から協力を仰ぎましょう。) 小人数な会ですから適任者がいなかったり、新郎新婦がそういった進行が得意であれば、ゲストへのお礼も兼ねて自分たちで行う、というのもありかもしれませんが、可能であれば別に立てた方が進行はスムーズです。 コンテンツ自体は奇をてらう必要はまったくありませんが、一般的に結婚パーティーで行われるようなコンテンツは用意した方がよいでしょう。 たとえば ・新郎新婦からの挨拶 ・ケーキカット ・両親への手紙 ・(得意な人がいれば)余興 などです。加えて、せっかく少人数で行うので、 ・ゲスト各自の自己紹介 ・みんなで盛り上がれる小さなゲーム といった、人がたくさん来る1.5次会ではできないような場を入れてみてもいいかもしれません。 また、海外パーティーならではのコンテンツということで ・現地ならではの演出、パフォーマンス などがあっても、また思い出深くなるかもしれません。 パーティーの最後に、現地ならではのお土産をゲストにプレゼントするのも、また特別な空間を共有した思い出を持ち帰る演出になります。

まとめ:シンプルで構わないので、必ず「感謝の気持ち」を伝えるパーティーを

海外での挙式と、その後の国内でのお披露目パーティー(1.5次会)の中間の位置づけにあり、そもそも開催するかどうかも迷うかもしれない現地パーティーですが、来てくれたゲストへの感謝の気持ちを表すためにも必ず開催した方がよいです。 食事の内容や、装飾などに過度にこだわったり、予算を割いたりする必要はありません。プライベートに盛り上がれるスペースを確保し、適度に華やかな飾り付けを行う。このあたりは事前に打ち合わせておけば、日本の代理店経由でかなりの部分を事前にカバーできるはずです。 コンテンツも、頭を悩ます必要はありませんが、一般的な結婚パーティーで出てくるような内容のコンテンツを盛り込みつつ、少人数ならではの企画を混ぜ込んでみても楽しいかもしれません。また、会をスムーズに進行するための司会役は必須です。(できれば新郎新婦が行うのではなく、得意なゲストにお願いしましょう。) せっかくの一生に一度の晴れ舞台。それも海外という特別な空間での挙式。そこまで時間と(大概の場合)お金をかけてきてくれたゲストに感謝の気持ちを表す、ということと同時に、生涯忘れられない思い出を新郎新婦もゲストも共有するためにも、是非ささやかなパーティーを企画しましょう。

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